己をコントロールするということ

ITコンシェルジュ

2011年02月13日 17:25

自分自身のコントロールって簡単なようで難しく、難しいようで実は簡単でもある。

感情や考えというものは目には見えないけれど、確かに存在するものの一つだと思う。

ITコンシェルジュのイメージで言うと振り子のようにも思える・・・

常に安定し、何が起きても動じない・・・そんな感情を持つことは至難の業ではないだろうか?

実際には、喜怒哀楽という言葉が示すように、常に何かの思いが強く反応していることが多い気がする。

そんな時をイメージしてみると、それぞれの感情が出ているときは、振り子の錘がそちらに大きく移動しているのではないかと思える。

何かをなすとき、理想を言えば、何事にも動じず、冷静な判断ができる状態が好ましいのは確かだろう。

ただ、人の感情という振り子は常に動いているので、これを制止させるのは難しい気がするのだ。

不安や悩みのような負の感情に大きく傾いた時、そのままにしておくと、喜びや前向きな感情側に傾くのを待つのは時間がかかる・・・

かと言って、無理やり振り子の方向を向けようとしても中々思うようにいかないのが人間ではないかとも思う。

ではどうすればいいのか・・・明確な答えをITコンシェルジュは持っていない。

ただ、振り子は一方にどれだけ大きく振れようとも、必ずいつかは反対側にも振れるもの。

後はどれだけ、早い段階で負の感情から抜け出し、正の感情側に振り子を向かわせるか・・・

話は若干変わるが、釣鐘のような大きなものを揺らすためにはどうすればよいか。

行き成り大きく揺らそうとしても、その巨大さゆえ、超重量故、難しい。

そう、最初の力はごく小さくて構わないのだ。ただ、力を少しずつ少しずつ加え、次第に大きくすればよい。

何度も何度も小さな力を大きな釣鐘に加えて行くうちに、自然と振れ出すのだ。

大切なのは、継続させること。

初めは小さな変化でも、いつかは大きく揺らせると信じ、力を加え続けることが、行く行く大きく揺らすためには必要なのだ。

喜びや前向きの感情は負の感情に比べると傾けにくく、また、すぐに方向がずれやすい。

負の感情側には傾けやすく、何も手を打たなければ中々方向がかわってくれないように思う。

最初は小さな小さな方向転換で構わないのだ。

また、独りで解決するよりも、周りの人間に手助けしてもらうことも有効だ。

話をしてもらうだけ、声をかけてもらうだけでいいのだ。

小さな力が振り子の方向を大きく変える最初の一歩なのだから・・・

このブログやmixi等のネットで知り合った方々、仕事でお付き合いのある方々が気にかけて頂けるおかげで、声をかけて頂けるおかげで、ITコンシェルジュはいつも自分を取り戻す・・・

負の感情側に振り子が向かった時の辛さや方向転換の難しさは良く判ってるので、ITコンシェルジュはその傾向を感じたら、出来る限り人と話をするようにしている・・・

己が体験しているからこそ、良く判ること・・・

自分自身でも自分をコントロールできていないと感じた時、どうしていいか判らないとき、ITコンシェルジュで良ければいつでもお話を聞きたいといつも思っている。

ITコンシェルジュは多くの人に支えられ、励まされながら、今日まで生きてきたけれど、お返しする機会と言えば、仕事をお受けした方や相談を持ちかけて頂けた方に微々たる協力をするしかないのだから・・・

受けた恩は、返せる相手に、返せるときに、返すしかない・・・

それでいいと思う。

独りで不安や悩みを抱え込んでおられる方がもし居られたら、少しだけ勇気を出して人に話してみることをお奨めする・・・

誰も思い浮かばないときはITコンシェルジュを思い出して欲しい・・・

自分自身が、明日どうなっているかも判らないけれど、少しでも受けたものをお返ししておきたいので・・・

今できることを精一杯やろう。

けっして人は「独り」ではないと思えるから・・・

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