仕事って難しい(笑)
仕事としてITコンシェルジュという生き方を選択しているけれど、時々、悩むとこもある・・・
IT関連の仕事は、その殆どがスキルに対する対価になるのだが、この対価が難しい。通常の人が知らないこと、判り辛いことを代行することで対価を得るのだが、知れば知るほど、その対価設定が難しいのだ(笑)
この世界では、知っているかどうか・経験があるかどうかが大きくものをいうことが多い。人によって能力に違いがある以上、ある人が数時間かかってやっと解決できたことをベテランが十数分で解決することも珍しくない。また、意外と知らない方が多いが、IT関連の技術者には得意分野・不得意分野が存在するのが通常だ。
今日も一件、無線LANが使えなくなったと連絡を受けて訪問したお宅があるのだが、結果的には誤作動だったのでものの10分もかからなかった。経験をしていればこんなことも珍しくないのだ。逆にネットワーク関連の経験に疎いものだったら、繋がるようになるまでに何時間もかかったかもしれない。
こんなときが困るのだ。自分にとってはまさに「片手間」で終わってしまう作業に対してどのくらいの請求をするべきなのかが・・・。
今回は色々とお世話になっている方の案件だったので、無償で済ませてしまった。企業に勤めていたときはそれなりに頂いてはいても、個人となるとどうしても「情」が絡む。
それでも、それでよいとも思うのだ。サービス業だからこそ、己のスキルに合わせて、無償奉仕がいずれもっと大きくなって帰ってくることもあるのだから(笑)
生活は正直厳しいが、そういうある意味余計な「余裕」をまだ持てている自分が誇らしくも思う(笑)
まあ、お人好しなだけなのかも知れないが・・・今は良しとしておこう(笑)
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